アエラホーム(株)は、外張断熱工法を採用した高気密・高断熱住宅に制振システムを標準搭載した「TRESTY(トレスティ-)」を発売した。
耐震性に優れた住宅へのニーズが高まっていることを背景に、開発したもの。「TRESTY」には、スペイン語で「3」をあらわすtresとsafety(安全)の意味が込められている。
柱や間柱、屋根垂木の外側から建物全体を断熱材で包み、安定した温度・湿度環境を確保。また、屋根と壁にアルミ箔面材付遮熱断熱ボード、床には断熱性能のフェノバボードを採用し、さらに壁は断熱材のつなぎ目をアルミ気密テープでふさぎ、床は実付きの構造用合板で気密性を確保する。また、採用した同社独自の工法に加え、耐力面材を施行することで耐震性を強化した。
地震の揺れに耐えるとともに、揺れを吸収する耐震・制親壁「K・ブレースSiB」も標準仕様とすることで安全性を高めた。