アトラクターズ・ラボ(株)は4月30日、「第25回 マンション購入に対する意識調査」結果を発表した。
同社が運営するウェブサイト「住まいサーフィン」で、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターに行った経験があるモニター登録会員を対象に四半期ごとに行なっている定期意識調査。実施期間は4月3~9日で、有効回答数は108件。
1年後のマンション価格が「上がる」と予想したのは、全体の76.9%(前回調査比2.2ポイント減少)で、若干減少したものの依然高水準が続いた。
1年前と比較しての購入意欲については、「増した」は53.7%で、前回調査と比べ19.9ポイント減少した。
希望購入価格帯別にみると、5,000万円未満の人では「意欲が増した」との回答が41.5%と過半数に満たなかった一方、希望価格5,000万円以上では「意欲が増した」人が65.5%と半数を上回る結果となった。
同社は、「購入は早めに決断したほうがいいと感じているものの、価格上昇により買えない層が出てきており、この層の意欲が減衰している」と分析している。