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高水準の入居を維持、営業利益約100億円計上/ダイビル14年3月期決算

 ダイビル(株)は4月30日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結経営成績は、売上高355億6,600万円(前期比4.0%増)、営業利益100億2,200万円(同2.0%増)、経常利益87億2,500万円(同2.6%増)、当期純利益55億6,300万円(同14.0%増)。

 昨年5月に策定した新中期経営計画のもと、2月に3棟目となる介護付有料老人ホーム「アリア恵比寿南」(東京都渋谷区)を取得。保有アセットの競争力強化のため、「日比谷ダイビル」(東京都千代田区)および「三田日東ダイビル」(東京都港区)のリニューアル工事にも着手した。

 土地建物賃貸事業については、「ダイビル本館」(大阪市北区)の通期寄与により、営業収益269億9,300万円(同3.5%増)の増収。同ビルの減価償却費等は増加したものの、営業利益は105億200万円(同1.6%増)となった。

 ビル管理事業は、子会社化した(株)丹新ビルサービスの収益寄与により、営業収益は82億3,000万円(8.2%増)、営業利益は6億4,900万円(同1.0%増)。

 次期については、売上高360億円、営業利益93億円、経常利益76億円、当期純利益43億円を見込む。


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