国土交通省は4月30日、「大手50社の建築工事受注導体統計調査」の2013年度計と14年3月の結果を公表した。
13年の受注総額は13兆2,677億円(前年同月比20.1%増)と、3年連続で増加した。
民間工事は8兆4,827億円(同14.2%増)と3年連続の増加。発注者別では、サービス業、運輸業、電気・ガス・熱供給・水道業等が増加し、卸売業、小売業、鉱業、建設業、製造業等が減少した。
公共工事は3兆4,391億円(同31.2%増)と3年連続の増加。国の機関からの発注は2兆1,355億円(同32.4%増)、地方の機関からの発注は1兆3,035億円(同29.3%増)と、いずれも増加傾向が継続した。
海外工事については、8,669億円(同67.9%増)と2年ぶりに増加した。
3月の受注総額は1兆7,633億円(同8.8%減)で12ヵ月ぶりの減少。
民間工事は9,107億円(27.4%減)と2ヵ月連続の減少。発注者別では、電気・ガス・熱供給・水道業、運輸業,郵便業が増加し、サービス業、不動産業、製造業等が減少した。
公共工事は6,849億円(同39.8%増)と12ヵ月連続の増加。国の機関は同36.3%増で8ヵ月連続の増加、地方の機関は同47.6%増で2ヵ月連続の増加となった。
海外工事は1,098億円(同22.8%減)で3ヵ月ぶりの減少となった。