東京都はこのほど、2012年度に多摩・島しょ地域を対象に実施した土地利用現況調査の結果を発表した。
同調査は、東京の土地利用の現況と変化の動向を把握するため、おおむね5年ごとに実施している。
土地利用面積は、宅地が2万8,798ha(前回調査時より約488ha増加)、道路等が9,410ha(同228ha増)、公園等が約4,435ha(同388ha減)。農用地が減少し、そのほかは増加した。
建物用途別の利用比率では、独立住宅用地の比率が46.9%(同0.4ポイント増)、集合住宅用地の比率が18.3%(同0.2ポイント増)、専用商業施設用地の比率が3.6%(同0.2ポイント増)、専用工場用地の比率が4.7%(同0.3ポイント減少)に。
容積率は87.1%(同1.6ポイント増加)、不燃化率は46.0%(同0.5ポイント増加)だった。