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空室率が大幅に改善、売上高2.6%増収/京阪神ビルディング14年3月期決算

 京阪神ビルディング(株)は8日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結売上高は140億3,100万円(前期比2.6%増)、営業利益44億6,300万円(同3.7%減)、経常利益36億9,900万円(同2.7%減)。当期純利益は固定資産売却益などの特別利益を計上、23億6,900万円(同1.6%増)であった。
 
 主力の土地建物賃貸事業では、テナント誘致活動に努めた結果、空室率は前期末の8.0%から4.9%へと大幅に改善、売上高は136億円(同2.5%増)となった。一方、一部のデータセンタービルにおいて修繕費および光熱費の支払いが増加したため、営業利益は48億9,300万円(同2.5%減)となった。

 その他事業では、テナント入居に伴う建築請負工事の増加により売上高は4億3,000万円(同5.7%増)、営業利益は3,500万円(同23.5%増)を計上した。

 次期は、売上高147億円、営業利益48億円、経常利益42億円、当期純利益26億円を見込む。


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