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SPC子会社化が寄与。大幅増収増益/東京建物14年12月期第1四半期決算

 東京建物(株)は9日、2014年12月期第1四半期決算を発表した。
 
 当期(14年1月1日~3月31日)の連結売上高は702億1,100万円(前年同期比22.2%増)、営業利益97億9,000万円(同74.5%増)、経常利益49億100万円(同35.5%増)、当期純利益732億5,000円(同1,256.4%増)。連結子会社化したSPCの物件売却益を固定資産売却益として計上、最終利益は大幅増。

 主力のビル等事業は、「大手町タワー」を保有する匿名組合等のSPCを連結子会社化したことで、営業収益は288億4,200万円(同194.5%増)、営業利益は80億600万円(同200.9%増)と大幅な増収増益に。

 住宅事業は、分譲住宅576戸(同14戸増)、250億100万円(同21.1%減)を売り上げに計上。営業収益は316億6,000万円(同14.4%減)、営業利益は22億7,100万円(同37.7%減)となった。

 なお、通期では連結売上高2,250億円、営業利益270億円、経常利益90億円、当期純利益750億円を見込んでいる。


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