京浜急行電鉄(株)は9日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結営業収益は3,140億4,500万円(前期比2.3%増)、営業利益255億8,900万円(同34.1%増)、経常利益203億1,900万円(同49.6%増)、当期純利益92億5,700万円(同9.0%増)となった。
不動産事業では、分譲マンション「リヴァリエB棟」(川崎市川崎区)の他、「オーベルグランディオ横浜鶴見 アリーナテラス」(横浜市鶴見区)の販売を開始。また、京急不動産(株)は「京急ニュータウン金沢能見台」や「京急ニューシティ湘南左島なぎさの丘」等の分譲地を販売した。不動産賃貸業では、リニューアル工事が完了した品川駅前の京急第1ビル高層棟が満室稼働する等、順調に稼働した。
前期に分譲マンションの売り上げを計上した反動もあり、同事業の営業収益は293億7,800万円(24.6%減)、営業利益は6億3,200万円(同265.9%増)となった。
なお、主要事業である交通事業の営業収益は1,167億9,500万円(同2.5%増)、営業利益は161億5,800万円(同39.8%増)だった。
次期については、営業収益3,140億円、営業利益234億円、経常利益180億円、当期純利益100億円を見込んでいる。