価値開発(株)は9日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結売上高は55億5,100万円(前期比13.8%増)、営業損失5,500万円(前期:営業損失6億4,600万円)、経常損失1億7,400万円(同:経常損失13億1,400万円)、当期純利益8,800万円(同:当期純損失33億1,500万円)。
不動産事業は、保有物件の賃料売り上げが堅調に推移。また次期以降に寄与する新規不動産の取得を推進。更地および3物件の稼働不動産売却も進み、売上高11億5,300万円(前期比26.6%減)、セグメント利益3億6,000万円(前期:営業利益300万円)を計上した。
ホテル事業では、中長期滞在型宿泊施設「バリュー・ザ・ホテル」と都市型ビジネスホテル「ベストウェスタンホテル」を展開したが、「バリュー・ザ・ホテル」が復興事業の遅れにより計画を下回ったことなどから、売上高47億2,000万円(前期比29.7%増)、営業損失1億2,900万円(前期:営業損失1億7,800万円)。
次期は、売上高53億4,500万円、営業利益2,000万円、経常利益1億5,500万円、純利益1億3,000万円を見込む。