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主力の不動産事業が好調、増収増益に/常和HD14年3月期決算

 常和ホールディングス(株)は9日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結売上高は219億3,000万円(前期比47.4%増)、営業利益69億500万円(同39.3%増)、経常利益57億2,700万円(同60.5%増)、当期純利益30億7,800万円(同46.7%増)と大幅な増収増益。

 主力の不動産事業は、既存物件において、賃料の引き下げや退去防止に努めつつ、新規入居の獲得にも注力。国内外での新規取得物件に加え住宅分譲も寄与し、売上高は158億9,300万円(同68.0%増)、営業利益は64億100万円(同42.3%増)を計上した。

 ホテル事業は、集客に注力したことで、既存ホテルにおいて稼働率および客室単価が向上したことに加え、13年度に取得した新規ホテルの通年稼働が寄与し、売上高54億9,100万円(同14.2%増)、営業利益15億7,800万円(同19.5%増)となった。

 次期は、連結売上高270億円、営業利益85億円、経常利益71億円、当期純利益40億円を見込む。


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