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分譲マンションの利益率向上などにより、大幅増収増益/日神不動産14年3月期決算

 日神不動産(株)は12日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)は、売上高602億1,700万円(前期比22.2%増)、営業利益35億8,800万円(同56.8%増)、経常利益35億3,100万円(同71.7%増)、当期純利益29億9,000万円(同92.0%増)となった。

 不動産事業では、主力事業である新築分譲マンションの販売が、販売戸数627戸と前年同様となったが、不動産売買を加えた売上高は230億7,900万円(同4.4%増)と増収。分譲マンションの利益率が向上したことや、販管費の削減が進んだことからセグメント利益は12億7,000万円(同76.5%増)となり、想定を上回った。

 建設事業では、多田建設(株)の建設受注は東北の復興支援や東京オリンピックの招致決定などにより建設需要が増加したことで大幅に増加。その結果、売上高は348億3,600万円(同32.3%増)、セグメント利益は14億3,300万円(同53.3%増)となった。

 なお、次期は、売上高637億円(前回予想比5.6%増)、営業利益36億円、経常利益35億円、当期純利益30億円を見込む。


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