国土交通省は12日、2014年3月および13年度の「建設工事受注動態統計調査報告」を公表した。
2014年3月の受注高は8兆5,772億円(前年同月比3.1%増)。元請受注高は6兆829億円(同2.8%増)、下請受注高は2兆4,943億円(同3.9%増)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は2兆4,045億円(同18.2%増)、民間等からは3兆6,785億円(同5.3%減)。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、2兆2,945億円(同23.5%増)。このうち国の機関からの受注は1兆1,254億円(同40.6%増)、地方の機関からの受注は1兆1,691億円(同10.6%増)だった。
民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は6,800億円(同34.5%減)となった。
13年度の受注高は75兆8,905億円(前年比10.1%増)。このうち、元請受注高は51兆8,107億円(同12.4%増)、下請受注高は24兆797億円(同5.5%増)だった。元請受注高のうち、公共機関からの受注は16兆5,762億円(同21.7%増)、民間等からの受注は35兆2,345億円(同8.5%増)だった。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は15兆6,076億円(同21.5%増)となった。このうち国の機関からの受注は5兆6,847億円(同31.2%増)、地方の機関からの受注は9兆9,228億円(同16.6%増)だった。
民間等からの建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は7兆3,915億円(同27.1%増)。発注者別では、農林漁業370億円(同100.9%増)、運輸業、郵便業4,300億円(同78.5%増)、サービス業2兆4,951億円(同69.4%増)などが大幅増。不動産業は2兆3,437億円(同6.5%増)となった。