(株)大京は13日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)は、売上高3,338億1,300万円(前期比10.3%増)、営業利益181億2,800万円(同18.0%減)、経常利益168億6,500万円(同16.8%減)、当期純利益218億2,900万円(同40.5%増)となった。連結子会社化した(株)穴吹工務店およびその子会社の寄与などにより増収となったが、穴吹工務店などの棚卸資産等について時価評価を行なったことにより、連結決算における営業利益への貢献は限定的であること、また、主力のマンション販売において竣工戸数が前期に比べて少ない計画であったことなどから、営利、経利は減益に。当期純利益は連結子会社化に伴う負ののれん発生益の計上などにより増益となった。
不動産開発事業では、マンション販売において竣工戸数が前期に比べて少ない計画であったことから、売上戸数は3,790戸(同171戸減)、営業収入は1,427億6,500万円(同10.1%減)、営業利益は91億8,200万円(同38.4%減)。期末におけるマンション既契約残高は2,317戸・820億8,000万円(同705戸増・26.1%増)となった。
不動産管理事業は、穴吹コミュニティおよび(株)穴吹建設が寄与したことなどにより、営業収入は1,582億5,700万円(同29.0%増)、営業利益は96億9,000万円(同16.5%増)に。期末におけるマンション管理受託戸数は51万6,658戸(同7万3,187戸増)、請負工事受注残高は236億6,600万円(同50.2%増)を計上した。
次期は売上高3,300億円、営業利益190億円、経常利益178億円、当期純利益135億円を見込む。