(一社)マンション管理業協会は13日、第305回理事会を開催。「マンション2025ビジョン懇話会」(座長:齊藤広子明海大学不動産学部教授)を設置すると発表した。
2011年に設置した「マンション長寿命化協議会」を改組するもの。同協議会では、建物の高齢化(旧耐震基準マンションの耐震化促進)と居住者の高齢化(コミュニティ形成の推進)への対応指針として、協会に対し提言を行なった。懇話会は、超高齢化社会の常態化、人口減少時代の本格化、単身化社会の加速化等、いわゆる2025年問題を見据え、今後10年におけるマンション管理業界の将来ビジョンを検討、提言するための協議の場とする。
同協会からの諮問を受け、マンション管理システム研究会、産業政策委員会、業務・税制委員会におけるさまざまな調査、研究の成果、およびマンション管理業者から意見を聴取し、マンション管理業の中・中長期の課題を抽出。マンション管理業の将来ビジョン策定に資する提言に向けた協議を行なっていく。
14年度は2回の懇話会開催を予定しており、15年3月末をめどに協会に対する提言を行なう予定。
同日会見した、同協会の理事長・山根弘美氏は、「超高齢化を迎えるにあたり、在宅介護がマンション管理に与える影響や後見人問題など、課題は山積。今後10年の施策の基礎となる提言を受け、協会としては優先順位をつけ対応していきたい」などとコメントした。