(公財)東日本不動産流通機構は14日、東日本レインズにおける4月の市場動向を発表した。
首都圏中古マンションの成約件数は2,785件(前年同月比10.7%減)と再び減少。昨年4月は大幅に成約件数が増えていたため、その反動もあり減少幅が拡大した。都県別では、東京都1,363件(同7.4%減)、埼玉県360件(同18.7%減)、千葉県381件(同11.0%減)、神奈川県681件(同12.2%減)と、全都県で前年を下回った。
1平方メートル当たりの成約単価は42万4,000円(同7.7%上昇)と16ヵ月連続で上昇し、1995年6月以来となる42万円台を記録した。成約平均価格は2,688万円(同5.2%上昇)。新規登録件数は1万3,408件(同2.2%減)と17ヵ月連続の減少。在庫件数は3万3,909件(同14.9%減)と1年間で約6,000件も減少した。
また、中古戸建ての成約件数は927件(同13.4%減)となり、3ヵ月連続の減少。平均成約価格は2,922万円(同2.6%下落)で、2ヵ月連続で下落した。