近畿日本鉄道(株)は13日、2014年3月期決算を発表した。
同期(13年4月1日~14年3月31日)の連結売上高は1兆2,463億6,000万円(前期比33.7%増)、営業利益546億2,300万円(同15.1%増)、経常利益468億2,400万円(同33.5%増)、当期純利益245億9,800万円(同23.0%増)。
不動産業は、3大都市圏でのマンション・戸建ての販売に加え、不動産賃貸業では、新たに「あべのハルカス」でのオフィス賃貸を開始。売上高は、不動産販売業1,003億2,700万円(同10.2%増)、不動産賃貸業222億5,000万円(同18.4%増)、不動産管理業426億3,000万円(同36.1%増)、合計で1,593億1,100万円(同16.9%増)と伸長した。
ホテル事業も、あべのハルカスへの「大阪マリオット都ホテル」開業や、伊勢志摩地域への自社ホテルへの誘致などで、売上高489億3,100万円(同5.6%増)と堅調だった。
なお、次期は連結売上高1兆2,900億円、営業利益600億円、経常利益480億円、当期純利益230億円を見込む。