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再建完了受け新中計策定。フロー・ストック両方の伸長図る/長谷工

 (株)長谷工コーポレーションは14日、新たな経営計画「newborn HASEKO」(計画期間:2015年3月期~20年3月期)と新中期経営計画「newborn HASEKO Step Up Plan」(同:15年3月期~17年3月期)を策定した。

 新築分譲マンションを中心に、計画を上回る受注量確保の算段がついたこと、保有不動産の売却の進捗、最大の課題であった優先株の全額償還、14年3月期決算での復配を実現したことで、再建に目途が立ったことから、前中期経営計画を2年前倒しで終了し、新たな経営計画を策定したもの。

 計画期間の前半3年間を「Step」、後半3年間を「Jump」と位置付ける。経営環境は大きく変化していないことから、基本方針は前経営計画を踏襲。新築マンション建設を中心としたフロー市場と、管理・リフォームなど既存の住宅関連等を中心とするサービス関連事業の両方に軸足を置く経営の確立を目指していく。

 なお、中期経営計画の数値目標(17年3月期)は、連結経常利益350億円、単体経常利益230億円。


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