不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「二子玉川ライズ2期工事」商業施設名称・核テナントが決定/東急電鉄、東急不動産他

15年春に開業する商業施設の完成予想図

 二子玉川東第二地区市街地再開発組合と組合員・参加組合員である東京急行電鉄(株)、東急不動産(株)はこのほど、2015年春の開業に向けて開発を進めている「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業(二子玉川ライズ第2期事業)」の商業施設名称を「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」に決めた。

 核テナントとして、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)の入居が決定。大規模な屋上緑化施設を含む、「水と緑の公開空地」を整備し、低層棟の上部には約6,000平方メートルのルーフガーデンも設置する。生物多様性認証「JHEP認証」の最高ランク「AAA(トリプルA)」を取得した。

 このほか、第2期事業で整備するシネマコンプレックス、フィットネスクラブ、ホテルといった各施設には核テナントとして東急グループ各社の入居が決まった。シネコンには(株)東急レクリエーションが「109シネマズ二子玉川」を、ホテルは(株)東急ホテルズが「二子玉川エクセルホテル東急」が出店する。

 さらに、東急電鉄とイッツ・コミュニケーションズ(株)による放送スタジオ・多目的ホールの設置も決定。二子玉川の情報・文化・エンターテインメントの発信拠点として機能する。

 第2期事業の概要は、施行面積約3.1ha、全延床面積約15万7,000平方メートル、総事業費は約392億円。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら