イヌイ倉庫(株)は12日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)は、連結営業収益73億2,900万円(前期比1.5%減)、営業利益3億2,900万円(同62.7%減)、経常利益2億5,200万円(同62.0%減)、純利益1億5,600万円(同45.3%減)と減収減益に。
不動産事業では、賃貸マンション・賃貸オフィスビルの稼働率上昇が寄与し、営業収益39億7,300万円(同1.4%増)となったが、「月島荘~企業寮をShareするという試み~」開発の費用増加などにより、セグメント利益は9億9,200万円(同28.2%減)にとどまった。
物流事業では、賃貸物流施設「神戸みなと倉庫」(神戸市灘区)の安定稼働はあったものの、前年度に実施した拠点閉鎖の影響により、営業収益32億3,300万円(同2.8%減)、セグメント利益1億6,500万円(同27.8%減)。
次期は、営業収益75億2,700万円、営業利益9億2,100万円、経常利益7億9,400万円、純利益5億4,500万円を見込む。