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不動産事業が好調、大幅増収/森トラスト14年3月期決算

 森トラスト(株)は15日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結業績は、営業収益1,497億7,900万円(前期比62.6%増)、営業利益337億6,900万円(同33.6%増)、経常利益370億3,700万円(同48.6%増)、当期純利益151億4,500万円(同21.3%減)となった。賃貸関係や不動産販売を中心とした主力の不動産事業が好調であったこと、ホテル関係事業が堅調に推移したことに加え、日本エスリード(株)の損益が合算されたこともあり増収となった。

 賃貸関係事業は12年9月に竣工した「京橋OMビル」の通期稼働や既存物件の稼働率の上昇、マンション賃貸収益の増加などにより増収となり、営業収益は621億円5,400万円(同7.0%増)。
 ホテル関係事業は、既存ホテルの一部リニューアル工事による営業停止期間があったものの、国内外の観光・ビジネス需要の回復を受け、稼働率・単価が好調に推移したことにより増収となり、営業収益198億300万円(同1.2%増)を計上した。
 不動産販売事業は、マンション分譲やオフィスビルの売却により、大幅増収となり営業収益555億3,300万円(前年同期:18億8,200万円)となった。

 次期は、営業収益1,330億円、営業利益330億円、経常利益300億円、当期純利益200億円を見込む。


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