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5年ぶりに年間受注400棟を回復/エースホーム

 住宅フランチャイズチェーンのエースホーム(株)は20日、東京ベイ舞浜クラブリゾート(千葉県浦安市)で業績説明会を行なった。

 2014年2月期の業績は、売上高16億1,300万円(前期比23.8%増)、営業利益7,600万円(同28.8%増)、経常利益7,600万円(同28.8%増)、当期純利益4,400万円(同25.7%増)となった。

 期中に新店舗が6店加盟し、加盟店数は57店(同3店増)。消費増税の駆け込み需要が影響し、受注棟数は403棟(同29.6%増)となり、5年ぶりに400棟を超えた。一方で竣工棟数は270棟(同10.0%減)とダウン。常務取締役兼開発本部本部長の佐藤直敬氏は「期が終了した後の3月に竣工が集中したことに加え、2月の大雪によってキッチンの納入遅れが発生したことなどが要因だ」と話した。

 次期以降については、現在展開している36府県以外の空白地への加盟営業を強化する。非加盟店も参加できる、改正省エネ基準に関する勉強会を足がかりに、加盟店舗数増強を図る。商品戦略についても、消費税率10%への引き上げに伴う駆け込み需要対策と、その後の反動減を見越した対策商品を開発していく考え。

 15年2月期については、受注残が積み上がっていることもあり、売上高19億3,900万円、営業利益8,400万円、経常利益8.400万円、当期純利益5,100万円の増収増益を見込む。


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