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住宅購入意向者等の54%が「消費税増税が住宅購入に影響」/セルコホーム調査

 カナダ輸入住宅の販売を手掛けるセルコホーム(株)は21日、「消費増税と住宅購入に関する意識調査」の結果を発表した。3年以内に住宅を購入、または現在住宅の購入意向がある人を対象にインターネットで調査。有効サンブル数2,000名(男性1,000名、女性1,000名、男女ともに25~44歳を5歳区切りで各250名)。

 「住宅購入計画が消費増税の影響を受けたか」という問いに対しては、「影響あり」(非常に+やや)は54.3%、「影響なし」(全く+あまり)は45.8%とほぼ拮抗した。

 「影響あり」(1,085名)と回答した人に対し、どのような影響を受けたかを聞いたところ、「購入予算の見直し(住宅代金など)」が47.1%でトップ。「購入意欲のDOWN」が39.6%、「購入時期の見直し(税率が上がる前に購入検討など)」が30.8%、「資金計画の見直し(積立額や住宅ローンの試算など)」が29.8%と続いた。

 また、「影響がなかった」(915名)人に「影響を受けずに住宅購入計画を進めた理由」を聞くと、「住宅は慎重に選びたいから」が56.5%でトップ。「元々、増税を想定していたから」が21.6%、「購入時期をずらせない理由があるから(転勤や結婚、出産など)」が12.2%と続いた。

 調査詳細は、ホームページ参照。


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