(株)エイブルは22日、とまれる(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:三口 聡之介氏)と業務提携。旅行者向け宿泊マッチングサービス「TOMARERU~日常を旅しよう!~」(以下、「TOMARERU」)を開始する。
「TOMARERU」は、国家戦略特別区域法の「旅館業法の適用除外」を活用したサービス。訪日外国人旅行者を主要ターゲットとした宿泊予約サイト(http://tomareru.jp)を今秋に立ち上げ、同サイトを通じ、日本の民家に泊まりたいと考える旅行者と、国家戦略特別区域内(東京9区[千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区]、千葉県成田市、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県)に空き物件を所有するオーナーとをつなげる。特区内に約12万戸を管理するエイブルがオーナーに提案、賃貸住宅の新たな利活用として推進していく。
「物件オーナーには賃貸に加え『宿泊』という新たな有効活用法を提供でき、空室対策にも有効」(エイブル代表取締役社長・梁瀬泰孝氏)としてアピール。2020年東京オリンピック等に向けて増加が見込まれる長期滞在を望む訪日外国人旅行者に対しても「低コストでの宿泊が可能で、家具や寝具、食器類などを完備するなどメリットが多い」(とまれる三口社長)としてアピールしていく。
両社は、15年3月末までに、宿泊登録物件数3,000件を目指す。