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札幌の「赤れんが テラス」、新業態店舗等27店舗を出店/三井不動産他

「赤れんが テラス」外観イメージ

 三井不動産(株)と日本郵便(株)は26日、複合施設「札幌三井JPビルディング」内の商業施設部分「赤れんが テラス(Akarenga TERRACE)」に出店する全27店舗を決定したと発表した。

 同商業施設は“新しい感性と出会う、札幌の中庭”がコンセプト。同ビルの地下1階から地上5階部分に当たる。「札幌」駅前地下歩道空間からダイレクトアクセスが可能。地下空間には光天井やデジタルサイネージなどを設置するほか、5階には北海道庁旧本庁舎が一望できる「展望テラス」、2階には広場空間「アトリウムテラス」など、各階にテーブルやイスなどを配したテラスも設ける。

 内装デザイナーには、「東京ミッドタウン」などを手掛けたスタジオタクシミズの清水 卓氏を起用し、同エリアの歴史や風景に合う「煉瓦」や「木」などの自然素材を多く取り入れた。

 テナントは、北海道初出店5店舗、新業態12店舖を含む合計27店舗で構成。本格イタリア料理やブルーノート東京がプロデュースする音楽、本、食が融合したスタイルのカフェ・レストランなど、特別な時間を提供する高感度な店舗を集結。夜はアルコールも楽しめるフードコートの新しいダイニングスタイル「バルテラス」を設ける。また、北海道を代表する名店の新業態店舗も誘致した。


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