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販売用不動産の仕入れを強化/日本商業開発

 日本商業開発(株)は3日、2014年3月期決算説明会を開催した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)は、連結売上高108億2,800万円(前期比64.8%増)、営業利益14億4,000万円(同171.4%増)、経常利益9億7,300万円(同110.6%増)、当期純利益6億6,600万円(同109.7%増)。優良物件を取得するなど主力の不動産投資事業に注力し、過去最高の利益を達成した。

 次期について同社代表取締役社長の松岡哲也氏は「自社で土地を購入し、テナントに事業用定期借地権により長期に賃貸。テナントが物件を建ててもらい賃貸収入を確保した上で、土地を不動産利回り商品として売却する『JINUSHIビジネス』の理解が拡大してきたと感じている。引き続き新規販売用不動産の仕入れを強化していくが、一方で、国際経済における懸念材料などもあり、リスクヘッジも慎重に行なっていく」と話した。

 なお次期については、売上高158億円(同45.9%増)、営業利益22億4,000万円(同55.5%増)、経常利益14億7,000万円(同51.0%増)、当期純利益8億4,000万円(同26.0%増)と、過去最高の売上高・利益を見込む。


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