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東京・赤坂で2棟のビルを解体、一体開発へ/サンケイビル、オリックス不動産

 (株)サンケイビルとオリックス不動産(株)は4日、オフィスビル開発事業「(仮称)山王プロジェクト」(東京都港区)に着手したと発表した。

 サンケイビルが所有していた「日交山王ビル」と、オリックス不動産が所有していた「東邦ビルディング」の2棟を解体し、一体開発するプロジェクト。ミッドサイズオフィスビルの新規開発を進めているサンケイビルと、自社所有地での再開発を検討していたオリックス不動産の思惑が一致、事業化に至った。

 敷地面積1,521.05平方メートルに、延床面積1万1,761平方メートル、基準階面積1,020.06平方メートルの事務所・店舗ビルを建築する。耐震性能やBCP、環境配慮をテーマに建築を計画している。

 開発地は東京メトロ「赤坂」駅徒歩2分、同「溜池山王」駅徒歩3分と利便性が高く、外堀通りに面しているため視認性にも優れている。アジアヘッドクォーター特区内に位置しているため、海外企業の拠点としても期待できるという。


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