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賃貸住宅の受注・販売とも好調。営利2.3倍に/積水ハウス15年1月期第1四半期決算

 積水ハウス(株)は5日、2015年1月期第1四半期決算を公表した。

 当期(14年2月1日~4月30日)は連結売上高4,515億2,800万円(前年同期比26.2%増)、営業利益363億2,800万円(同130.4%増)、経常利益374億4,500万円(同109.8%増)、当期純利益211億1,700万円(同103.1%増)となった。

 主力の戸建住宅事業では、消費増税の駆け込みによる豊富な期初受注残が奏功し、売上高1,080億円(同7.9%増)、営業利益119億6,500万円(同45.8%増)となった。受注については、反動減の影響を受けて低調に推移している。

 賃貸住宅事業については、相続課税強化に伴う需要が依然として強く、3・4階建て住宅を中心に、販売・受注ともに好調だった。売上高926億3,100万円(同39.0%増)、営業利益92億7,400万円(同112.7%増)と大幅な増収増益を記録した。

 なお通期業績については連結売上高1兆8,600億円、営業利益1,420億円、経常利益1,490億円、当期純利益890億円を見込む。


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