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一般住宅を併設したサ付住宅整備事業、実施方針を策定/東京都

 東京都は5日、「一般住宅を併設したサービス付き高齢者向け住宅整備事業」の策定方針を発表した。

 サービス付き高齢者向け住宅(サ付住宅)の供給促進の一環として、サ付住宅の同一敷地内に、一般住宅および居住者のふれあいを促進する交流施設を併設した住宅をモデル的に整備する。戸数については一般住宅との合計戸数の半数程度を目安とする。

 民間事業者から、高齢者の生きがいや安心感に寄与する工夫、居住者同士がふれあいを実感できる場所や機会を提供する工夫、災害時に居住者同士や地域で助け合うことができる工夫などの提案を募集し、3事業者程度を選定。
 選定された事業者には、設計費および整備費を補助する。7月上旬より募集要項等を公表し、9~12月に提案書の受付、審査、事業者選定を行なう。

 あわせて、同方針についての住宅事業者向け説明会を16日に開催する。開催時間は18~19時で、会場は都庁第一本庁舎25階103会議室。また、5~20日の期間は、同方針に関する意見募集も実施する。

 詳細・説明会の参加方法はホームページ参照。


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