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入居しながら施工できるリノベシステムを開発/エイブル

 (株)エイブルは6日、賃貸物件のオーナーを対象に、木造住宅の耐震補強と外断熱効果のある外壁材「APS外壁外断熱耐震補強パネル」を用いたリノベーションシステムのコンサルティングを開始すると発表した。
 
 APS外壁外断熱耐震補強パネルは、一般的な木造軸組み工法耐力壁に対し、壁倍率が2.9倍。既存躯体の外側から施工するため、賃貸中の物件でも入居者は退去する必要がないため、施工のタイミングを選ばないというメリットがある。また、在来軸組工法の仕口と、部材点数の少ないシンプルな接合金物を融合させた工法「APS工法」を採用。商品を工場で製造・配送することで、地域による商品格差をなくし、工期の短縮を図ることができる。

 また、専門分野を認定された専攻建築士による建物の耐震診断を行ない、全国各地の工務店を連携した体制を整えている。


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