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大分市のオフィスビル、区分所有権等の一部を追加取得/IRE

取得予定資産「いちご・みらい信金ビル」外観

 いちご不動産投資法人(IRE)が資産運用を委託する資産運用会社のいちご不動産投資顧問(株)は10日、オフィスビル「いちご・みらい信金ビル」(大分県大分市)の区分所有権等の一部を追加取得した。

 同物件は、JR日豊本線「大分」駅徒歩10分、官庁街に近く、生保・損保等のオフィスビルが建ち並ぶ商業地域に位置。敷地面積1,027.74平方メートル、延床面積5,591.20平方メートル、鉄骨造・鉄筋コンクリート造8階建てのオフィスビル。

 同投資法人はすでに、同物件の区分所有専有面積部分の持分83.33%、敷地権割合82.971%を取得している。今回の追加取得により、区分所有権およびその共有持分は、土地が敷地権割合で91.119%、建物が区分所有専有面積部分の持分割合で約90.57%となり、資産価値向上と運営の効率化に資すると判断。取得に至ったもの。取得予定価格は5,800万円、取得予定日は7月31日。取得後は、信託受益権として保有する予定。

 これにより、同投資法人のポートフォリオは71物件、取得予定価格ベースで1,144億4,900万円となる。


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