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「リカちゃん」とコラボのスマートハウス玩具、7月19日より販売スタート/タカラトミー、パナホーム

藤井氏よりリカちゃんへ新居の鍵が引き渡された
「リカちゃんハウスの提案を実際の住宅としても実現させたい」などと挨拶する藤井氏
ゲストとして登場したタレントの安 めぐみさんと一緒にARアプリを試している様子。「ホームスマートモニタ」では発電している表示画面を見ることができる

 (株)タカラトミーは7月19日、パナホーム(株)と共同で企画・開発したリカちゃんハウス「おしゃべりスマートハウス ゆったりさん」(税抜価格6,500円)の販売を開始する。初年度の販売目標は10万個。

 発売に先立ち12日、東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2014」タカラトミーステージで、同製品のお披露目およびパナホーム(株)代表取締役社長の藤井康照氏よりリカちゃんへの新居の鍵の引き渡しセレモニーを開催した。
 セレモニーで藤井氏は、「『創業50周年の節目に何かやろう!』と社内で提案を募り、松下 幸之助がつくりたかった家をもう一度つくり、原点に戻ろうという気持ちで開発した。このリカちゃんハウスにはわれわれのもっと先を行くすばらしいエコ技術があり、未来の暮らしの提案がある。この提案をぜひ住宅会社として少しでも実現に近づけていきたい」などと挨拶した。

 「おしゃべりスマートハウス ゆったりさん」は、パナホームが販売するスマートハウス「エコ・コルディス」の一部の要素を遊びに取り入れており、付属の小物には、家具やお掃除ロボット等のほか、新たに「ホームスマートモニタ」や「液晶テレビ」「エコバッグ」を加えた。「ホームスマートモニタ」は「エコ・コルディス」にも採用されている太陽光発電システムの発電状況などを画面に表示するHEMSモニタを模している。

 そのほか、オカメインコのピーちゃんやママからの電話・インターホンなど、エコへの気づきを促す内容も盛り込んだ20種類以上の音声が流れるサウンド機能を搭載。
 またARアプリと連動しており、アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットを、同商品のARマーカー部分にかざしてエコを身近に感じ学べるムービーやミニゲームなどを楽しむことができる。
 21日には、リカちゃんと一緒に、エコとスマートな暮らしについて伝える“パナホーム×リカちゃん”コラボサイト(www.panahome.jp/licca)もオープンする予定。

 なお、同商品は環境配慮の心を育むおもちゃとして、タカラトミーの環境配慮の自社基準を満たす「エコトイ」としても認定。さらに(一社)日本玩具協会が選定する「おもちゃ大賞2014」の子どもの知育・教育に特に貢献する玩具「エデュケーショナル・トイ部門」で優秀賞も受賞している。


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