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首都圏マンション発売戸数、4ヵ月連続の前年割れ/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は17日、2014年5月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の発売は4,300戸(前年同月比13.4%減)と、大幅な減少となった。供給戸数は、4ヵ月連続の前年同月割れ。月間契約率は78.9%(同0.8ポイント上昇)、前月比でも4.2ポイント上昇している。

 1戸当たりの平均価格は5,156万円(同5.3%増)、1平方メートル当たりの単価は72万2,000万円(同4.2%増)となった。

 即日完売物件は「プラウド美しが丘」2期(最終期)14戸(横浜市青葉区、平均1.28倍、最高3倍)、「プラウド浦和高砂」2期(最終期)24戸(さいたま市浦和区、平均1.16倍、最高2倍)など4物件62戸。

 20階以上の超高層物件は、18物件955戸(同3.6%増)、契約率は71.0%となった。5月末時点の販売在庫数は3,668戸で、前月末に比べて87戸増加した。

 なお、6月の発売戸数は4,500戸を見込んでいる。


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