三井不動産レジデンシャル(株)、日本土地建物(株)など5社は17日、「GLOBAL FRONT TOWER」(東京都港区、総戸数883戸)の登録受付を28日(土曜日)より開始すると発表した。
JR山手線「田町」駅徒歩10分、都営三田線「三田」駅徒歩10分など、6駅7路線が利用可能な立地。敷地面積約1万590平方メートル、鉄筋コンクリート造地上34階建て。
敷地面積の半分以上を公開空地とし、水と緑の一体感を感じられる空間を運河沿いに展開する。また建物は免震構造を採用。各階に防災倉庫を設置するなど、充実した安全対策を施す。ダイナミックな眺望が得られるよう、五角形の形状を採用。中央にスリットを施すことで角部屋と採光面を多く確保する。
共用施設としてゲストルームを3部屋用意するほか、2階と29階にラウンジを開設。その他ジムやテラスなども設置する。各居住階に全住戸分のトランクルームを確保。住戸は、専有面積42~120平方メートル。ウォークインクロゼットやキッチンカップボード、天然石のキッチン天板などを標準仕様とした。
入居者サービスとして、ネットスーパー数社と提携。不在時でも居住階まで配達される「食配ステーション」を各階に用意する。また「シェアーズステーション」を2階に開設し、マンションでの貸し切りバスツアーの受付などを行なう計画としている。
事前反響は約1万1,000件、モデルルーム来場者は約2,000件を獲得。来場者内訳は、地元港区が40%、年齢層では30歳代・40歳代で約65%を占めた。「港区ブランドへの信頼性や、約7.7haにも及ぶ土地区画整理事業による生活利便性向上を期待する声が目立った」(同社都市開発一部営業室主管・吉村 尚氏)。
第1期では、380戸を販売する予定。予定価格は、1LDK(42平方メートル台)は3,700万円台~、3LDK(80平方メートル台)は7,000万円台~など。坪単価は約330万円。竣工は2016年1月下旬、入居開始は同年3月上旬の予定。