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ポラス建築技術訓練校、内装施工技術者の育成を強化/ポラスグループ

「ポラス建築技術訓練校」での授業の様子

 ポラスグループのポラス建築技術訓練校(埼玉県越谷市、校長:中内 晃次郎氏)は19日、「インテリア・サービス科」を再開すると発表した。

 同校は1987年、旧中央住宅建築職業訓練校として設立。建築大工・足場・電気・クロス・タイル等の技術者育成を行ない、これまでに約650名の技術者を輩出している。2013年には、23歳以下の青年技能者たちが技能を競う「第51回技能五輪全国大会建築大工部門」において、金賞1名、銀賞2名、銅賞1名を受賞した。

 同科は、08年度の採用を最後に募集を停止していたが、昨今の建設業界が抱える就業者数の減少と、急激な高齢化への対応の一環として、クロス・床材・照明・電気関係における高い「内装施工技術」を持った多能工な技術者を、長期的視点に立って採用・育成していくことを目的に再開を決定。同校に入校しても、社員としての給与や社会保障など生活基盤の安定化を保障するため、住宅建設に必要な知識・技能を働きながら習得できる。

 日本全国の工業高校を中心に採用活動を展開し、14年度は木造建築科35名、インテリア・サービス科15名の合計50名を採用する計画。募集開始は7月1日から、訓練期間は1年間(全寮制)。


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