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「地域型住宅ブランド化事業」に476グループを採択/国交省

 国土交通省は27日、2014年度の「地域における木造住宅生産体制強化事業」のうち「地域型住宅ブランド化事業」476グループを採択した。

 同事業は、地域木材等資材供給から設計・施工に至るまでの関連事業者が件密な連携体制を構築し、地域資源を活用して地域の気候、風土に合った良質で特徴的な「地域型住宅」の供給に取り組み事を支援するもの。地域における木造住宅生産・維持管理体制の強化を図り、地域経済の活性化および持続的発展、地域の住文化の継承およびまち並みの整備、木材自給率の向上による森林・林業の再生等に寄与することが目的。

 このため、本事業では、中小住宅生産者等が他の中小住宅生産者や木材供給、建材流通等の関連事業者とともに構築したグループを公募し、グループごとに定められた共通ルール等の取り組みが良好なものを国土交通省が採択し、採択されたグループに所属する中小住宅生産者等が当該共通ルール等に基づき木造の長期優良住宅の建設を行なう場合、その費用の一部を補助する。

 採択されたのは、「北の四季彩」(北海道札幌市)、「雪国地域型住宅研究会」(青森県青森市)など。結果の詳細は、地域型住宅ブランド事業評価事務局のホームページを参照。


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