（一財）不動産適正取引推進機構は9日、「第四回不動産再生研究会」（5月20日実施）の議事概要を公表した。
同研究会は、喫緊の課題となっている不動産の再生をテーマに、有識者からのヒアリングを通じて、不動産再生を妨げる諸問題およびその改善策等について検討し、広く発信するのを目的に設置されたもの。14年1月より、月約1回のペースで開催しており、メンバーは国土交通省（土地・建設産業局不動産業課、同局不動産市場整備課等）、（一社）全国住宅産業協会、（一社）日本ビルヂング協会連合会、（一財）日本不動産研究所、（一社）不動産協会など。
今回は、旭化成不動産レジデンス（株）開発営業本部マンション建て替え研究所・主任研究員の大木祐悟氏が「マンション建替えを取り巻く状況と課題について」をテーマに、実施状況・建替えに対する区分所有者の意識や問題点、流れなどを説明し意見交換が行なわれた。
議事録詳細は、同機構ホームページ参照。