（株）毎日コムネットは10日、2014年5月期決算を発表した。
当期（13年6月1日～14年5月31日）は、連結売上高100億8,100万円（前年比7.5％増）、営業利益10億1,700万円（同21.6％増）、経常利益9億9,000万円（同29.4％増）、当期純利益5億9,000万円（同35.4％増）であった。
主力の不動産ソリューション事業については、学生の安心・快適な居住ニーズの高まりを背景に順調に推移。大学連携による学生寮開発や、同社が不動産を仕入れ学生向け賃貸住宅を建設し、法人、個人投資家等へ販売した後にサブリースで運営を受託する独自開発にも注力したほか、仲介専門子会社「（株）毎日コムネットレジデンシャル」の体制強化を継続。インターネット情報提供の充実、大学との連携強化等により入居者確保を図った。その結果、サブリース物件よおび自社物件については9年連続入居率100%を達成。売上高は82億922万4,000円（同7.8％増）、セグメント利益は13億1,446万2,000円（同15.5％増）となった。
次期は、連結売上高112億7,000万円、営業利益10億7,200万円、経常利益10億3,000万円、当期純利益6億3,500万円を見込む。