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反動減を好機と捉え、できることを着実に/三井ホーム

「強い三井ホームになるべく、できることを着実にやっていきたい」と話す市川社長

 三井ホーム(株)は10日、霞が関ビルディング「月曜会クラブ」(東京都千代田区)で記者懇親会を開催した。

 冒頭挨拶した同社代表取締役の市川俊英氏は、昨年6月の就任から1年を振り返り「就任時は消費税増税前の駆け込み需要で好調だったが、10月以降反動減に苦しんでいる。だが、逆にそういう環境だからこそ、いろんな知恵や工夫、努力も出てくる。現在、強い三井ホームになるべく議論を重ねており、できることを着実にやっていきたい」などと述べた。

 また、最近の市況については「マンション販売や賃貸は好調であるのに、注文住宅業界だけが一人負けの印象」とし、「いつまでも谷が続くわけではない。消費税増税10%に向かってまたいろんな動きが出てくる。その後のトンネルがまた続くことも見据え、全社一丸で8%増税時の反省も踏まえ、スピード感を持っていろいろトライしていきたい」などと抱負を語った。


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