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中国の物流施設開発に参画。4年で資産規模1,000億円目指す/三井物産、三菱地所

 三井物産(株)と三菱地所(株)は11日、中国・香港の北京建設控股有限公司をパートナーとして中国で物流開発事業に参入すると発表した。

 北京建設の全額出資子会社である物流施設開発ディベロッパーの第三社割当増資を引き受ける。三井物産が60%と三菱地所が40%出資して設立する投資会社を通じ、ディベロッパーの株式35%を取得する。出資総額は147億円を計画している。

 北京建設が持つ用地取得・賃貸運営ノウハウに、三井物産・三菱地所の施設開発能力や賃貸運営・REIT運営ノウハウを加え、中国で不足している高品質な物流施設を継続的に供給する。

 今後は、中国主要都市で物流施設を開発・取得し、事業スタートから3~4年で資産規模1,000億円を目指す。REITなどを通じた証券化も視野に事業を展開していく考え。


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