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医療サービス機能を整備する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」を認可/東京都

「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」完成予想

 (独)都市再生機構と国家公務員共済組合連合会が施行者となる「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」が14日、東京都から施行認可を受けた。

 同事業は、都市再生緊急整備地域内に位置する約2.9haの敷地に、業務棟(延床面積約16万7,300平方メートル、地上36階地下3階建て)と病院棟(延床面積約8万7,300平方メートル、地上19階地下4階建て)を建設するもの。総事業費は、約1,456億円。

 国際水準の医療サービスを提供するとともに、外国人ビジネスマンなどへの業務支援機能や生活支援機能を整備。段階的な大規模病院の機能更新とあわせて、安全で快適な歩行者ネットワークを形成していく。
 さらに、災害時の負傷者の治療・収容拠点を整備するとともに、自立性の高いエネルギーシステムの採用により医療・業務機能の継続や帰宅困難者の受け入れ等の都市防災機能の整備を図っていく。

 権利変換計画認可は2015年1月、竣工は24年度の予定。


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