アパホテル(株)は16日、「アパホテル<新宿御苑前>」(東京都新宿区、客室数411室)を開業した。
2010年4月に始動した中期5ヵ年計画「SUMMIT5」における都心新築ホテル開業第21弾、新宿エリアでは第2弾のホテル。東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩1分。鉄骨造地上14階地下1階建て。
外観は黒を基調にゴールドパネルとシルバーのラインでアクセントを加え、正面エントランスには大型のシャンデリアを備えた。地下1階には、準天然光明石温泉の大浴場を設置し宿泊者は無料で利用が可能。
全客室に40型以上の大型液晶テレビを設置したほか、同社オリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」「3Dメッシュ枕」「ナイトガウン」などを採用。また、ホテル館内外の照明をLED化し、通常の浴槽より約20%節水が可能な同社オリジナルユニットバス、ガスヒートポンプエアコンやガスコージェネレーションシステムを導入するなど環境にも配慮した。
同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は、「新宿エリアで現在建設中も含めて4ヵ所の開業を予定しているが、このエリアは宿泊施設がまだまだ不足している。当ホテルの411室というのは、現在開業している都心のアパホテルでは一番客室数が多いが、規模の拡大も図りながら、今後も需要がある場所にどんどん供給していきたい」などと述べた。