大和証券オフィス投資法人(DOI)は17日、2014年5月期決算を発表した。
当期(13年12月1日~14年5月31日)の営業収益は85億8,700万円(前期比1.8%増)、営業利益は37億6,000万円(同2.3%増)、経常利益は30億500万円(同1.7%増)、当期純利益は30億1,600万円(同1.9%増)、1口当たりの分配金は7,621円。
当期は、5月に「インテグラルタワー」(取得価格152億2,000万円)を取得、同月に「Daiwa渋谷SSビル」(譲渡価格38億円)を譲渡。期末時点での運用資産は物件総数44物件、取得価格合計3,640億7,600万円となった。
また、既存のテナントとのリレーション強化による内部増床ニーズを取り込んだほか、賃貸仲介ならびにプロパティ・マネジメント会社との連携強化など、積極的なリーシングを実施した結果、稼働率は96.4%となった。
次期(14年11月期)は、営業収益96億9,200万円、営業利益43億5,100万円、経常利益34億5,000万円、当期純利益34億4,800万円、1口当たりの分配金は7,820円を見込んでいる。