阪急阪神ホールディングスは、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)は連結営業収益1,707億8,700万円(前年同期比6.4%増)、営業利益266億7,800万円(同1.0%増)、経常利益261億9,900万円(同5.9%増)、純利益167億3,000万円(同17.1%減)。
不動産事業では、賃貸事業にて商業施設「Yotte杭瀬」(兵庫県尼崎市)や「NU chayamachi」(大阪市北区)のリニューアルを進めるなど、競争力強化・稼働率維持への取り組みを実施。分譲事業にて「ジオ新町」(大阪市西区)、「ジオ碑文谷一丁目」(東京都目黒区)などの新築マンション分譲や、「ハピアガーデン久が原三丁目」(東京都大田区)、「阪急宝塚山手台 クレアス」(兵庫県宝塚市)などの宅地戸建分譲を行なった。結果、営業収益530億7,100万円(同21.0%増)、営業利益95億9,800万円(同5.5%増)に。
ホテル事業では、外国人宿泊客の増加等により、宿泊部門が堅調に推移したが、婚礼宴会等が低調だったことから、営業収益153億4600万円(同3.9%減)、営業利益1億2,800万円(同67.3%減)となった。
通期は営業収益6,700億円、営業利益860億円、経常利益770億円、純利益450億円を見込む。