スタイルアクト(株)は1日、「第26回 マンション購入に対する意識調査」結果を発表した。同社運営のウェブサイトで、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターに行った経験があるモニター登録会員を対象に、四半期ごとに行なっている定期意識調査。有効回答数は128件。
1年後のマンション価格が「上がる」と予想したのは全体の8割弱で、4月の前回調査時と同様、高水準を維持。約5割が現在の物件価格に対して「高い」と回答し、一般消費者もアベノミクス以降のマンション価格の上昇を実感していることが分かった。
また、全体の60%が1年前より景気が良くなったと感じており、約80%が「景気が良くなると不動産価格が上がる」と予測。今後はさらに価格が上がると予想しており、65%が「なるべく早く購入したい」と回答した。
一方、消費税が8%になって「購入意欲が減った」と回答したのは16%だったが、「減っていない」が49%と2倍以上となっており、同社は「消費税増税による影響は限定的」と分析している。