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ソニー不動産が営業開始。サービス内容に応じた手数料体系導入

 ソニー不動産(株)は1日、本社と1号店を兼ねた銀座オフィス(東京都中央区)で一般顧客向けの仲介、賃貸管理業務の営業を開始した。

 同社は、ソニー(株)の子会社として「顧客視点に立った公平性・合理性・専門性を徹底的に追求し、国内不動産業界における顧客満足度ナンバーワンのサービス」を標榜し、今春設立した。

 売買仲介サービスにおいて、エージェント制を導入するのが特徴。売却、購入それぞれ専門のエージェントが顧客に付き、物件の売却・購入を支援する。エージェントを経験やスキルに応じて「トップエージェント」「シニアエージェント」「エージェント」の3ランクに分け、顧客が希望に応じて担当エージェントを選べるようにする。

 また手数料についても、一般的な「3%+6万円」の手数料率で一律に算定せず、顧客に提供するサービス内容に応じて手数料額が変動する料金体系を導入。物件種別・価格や担当エージェントのランク、成約までの所要時間、案内物件数などに応じて法定上限の範囲内で料金を変動させる。

 賃貸管理を中心としたプロパティマネジメントサービスでも、一律の管理手数料ではなく、戸当たりの基本手数料を設定した上で戸数に応じて手数料が変動するシステムを取り入れる。


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