日神不動産(株)は4日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)の連結経営成績は、売上高134億7,100万円(前年同期比42.3%増)、営業利益5億6,100万円(同433.1%増)、経常利益5億8,200万円(同433.1%増)、当期純利益4億7,700万円(同832.7%増)。
不動産事業については、主力の新築分譲マンション販売において、前期在庫物件を中心に販売。販売単価も上昇し、売上高41億2,100万円(同7.3%増)、セグメント損失1,500万円(前年同期:セグメント損失4,900万円)。なお、当期期首より、日神不動産投資顧問(株)を連結対象に加え、不動産事業セグメントに含めている。
建設事業は、建築資材費や人件費の上昇を上回る選別受注に成功し、好調が継続。売上高は69億4,200万円(前年同期比42.1%増)、セグメント利益は2億7,000万円(前年同期:セグメント利益1,400万円)となった。
なお通期については、売上高637億円、営業利益36億円、経常利益35億円、当期純利益30億円を見込む。