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東京・杉並の管理会社を孫会社化でストックビジネス強化/シノケングループ

 (株)シノケングループはこのほど、同社子会社の(株)シノケンアメニティが、ビル・マンションの管理会社(株)ビル・サービス迦葉(東京都杉並区、代表取締役:吉田善博氏)の株式を取得したと発表した。

 シノケンアメニティは投資用マンションに特化したマンション管理事業を行なってきたが、今回の連結子会社化により、ファミリー向けマンション領域に参入する。管理市場への本格参入とともに、事業規模および顧客層の拡大を図っていく。

 株式譲渡予定日は8月26日。それに伴いビル・サービス迦葉は「(株)アメニティサービス」に商号変更する予定。

 同社グループは、グループ戦略の重要な指針として「ストックビジネスの強化と拡大」を掲げており、今後も、グループ会社間のシナジー効果によってもたらされる、サービスレベルの向上ならびにコスト競争力の強化を目的としたストックビジネス関連のM&A戦略等を積極的に推進し、グループ全体の安定収益の確保や企業価値の向上に取り組んでいく方針。


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