東京都は6日、2014年6月の住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は1万1,011戸(前年同月比0.6%増)と5ヵ月ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家1,511戸(同16.7%増)と5ヵ月連続で減少。貸家は4,758戸(同5.1%増)と8ヵ月連続で増加した。分譲住宅も4,724戸(同2.9%増)と5ヵ月ぶりの増加。うちマンションは2,827戸(同1.9%減)と5ヵ月連続の減少。一戸建ては1,857戸(同10.3%増)と2ヵ月ぶりに増加した。
地域別では、都心3区は446戸(同20.6%減)と大幅に低下し、2ヵ月連続の減少。都心10区では2,426戸(同1.4%減)で2ヵ月連続、区部全体では8,021戸(同0.8%減)と4ヵ月連続で減少した。市部では2,952戸(同4.5%増)と2ヵ月連続で増加となった。
一方、14年4~6月の新設住宅着工戸数は3万3,399戸(前年同期比7.0%減)と、8期ぶりに減少した。