不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

国内の管理戸数が順調に推移、増収増益/リロ・ホールディング15年3月期第1四半期決算

 (株)リロ・ホールディングは7日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~6月30日)は、連結営業収益378億4,200万円(前年同期比29.1%増)、営業利益18億3,000万円(同12.2%増)、経常利益19億3,300万円(同5.0%増)、四半期純利益12億600万円(同3.1%増)。

 国内事業では、前期の新規顧客獲得が奏功し、借り上げ社宅管理業務アウトソーシングサービスの管理戸数が伸長。転勤者へのサポート体制の強化により、賃貸成約件数、引っ越し件数が増加した。また、賃貸管理事業で管理戸数のほか、仲介件数も伸長した結果、営業収益315億9,700万円(同36.0%増)、営業利益18億9,600万円(同11.5%増)に。

 海外事業では、「リロケーションサービス」の管理戸数が順調に推移したほか、海外赴任業務支援サービスの新規導入が進んだことも寄与し、海外赴任サポート世帯が伸長した。一方で、北米のサービスアパートメントホテルのリノベーション工事や開業準備に伴う費用を計上したことなどから、営業収益56億200万円(同2.6%増)、営業利益2億2,200万円(同18.2%減)にとどまった。

 通期では、営業収益1,420億、営業利益82億5,000万円、経常利益91億円、当期純利益56億5,000万円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら