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SPC子会社化などにより大幅増収増益に/東京建物14年12月期第2四半期決算

 東京建物(株)は8日、2014年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年1月1日~6月30日)は連結営業収益1,177億2,000万円(前年同期比30.2%増)、営業利益157億9,900万円(同100.7%増)、経常利益79億300万円(同110.6%増)。純利益については、連結子会社化したSPCが「大手町タワー」(東京都千代田区)や「中野セントラルパーク」(東京都中野区)の一部を譲渡したこと等により、固定資産売却益などを特別利益として計上、747億2,000万円(同1340.9%増)となった。

 主力のビル事業では、「大手町タワー」を保有するSPCを連結子会社化したこと、販売用不動産を売却したことなどにより、営業収益538億8,600万円(同119.2%増)、営業利益156億円(同114.4%増)。
 住宅事業では、「Brillia City 横浜磯子」(横浜市磯子区)、「Brillia仙川」(東京都調布市)などを売上計上、営業収益455億6,900万円(同0.3%減)、営業利益20億7,400万円(同15.1%減)を計上した。
 
 通期は営業収益2,250億円、営業利益270億円、経常利益90億円、純利益750億円を見込む。


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